サービスを研究する

最近の卓球はスピード、スピン、パワーの強化によって、レベルが高くなるに従い、早く勝負が決まる試合が多くなってきました。攻撃型の選手にとっては、特にサービスの研究は欠かすことができません。サービスにはショートサービス(短いサービス)とロングサービス(長いサービス)があります。この長短のサービスを体のバック側から出すことによって、フォアサービスとバックサービスに分かれます。次にボールの上げかたですが、規定の16センチ以上という普通の上げ方と、高い場合は5メートルもあげるという投げ上げサービスがあります。サービスでボールに与えられる回転は、前進回転、後進回転、横回転、無回転の4種類がベースで、この他に前進と横回転を合わせたり、後進回転と横回転を合わせたりなどがあります。さらに、相手のコートのどこへボールを打っていくかというコートの選択もしなくてはなりません。これらを全て組み合わせることにより、1つのサービスが成り立つわけですから「バックサービスの下回転で相手のフォア前にサービスを出す」などという複雑な表現になります。

ショートサービス

ショートサービスは、相手コートに小さく、浅く入れるということが大切ですが、あまり浅く入れると、相手も小さく返してくるので、自分の第3球攻撃ができにくい場合もあります。そこで、比較的深いところ(相手コートの半分あたり)に入れることで、相手のレシーブを打ちやすくしてやり、大きく返球するようにします。同じショートサービスでも、入れる場所や回転の工夫によって、第3球以後、自分の有利な展開に持っていくこともできるのです。また、ショートサービスは下回転や横回転が一般的ですが、ナックル(無回転)の活用も第3球攻撃には効果があります。

ロングサービス

サーバーが積極的に攻めていくときに、絶対欠かせないサービスです。相手が正確に返球する間を与えないような、スピードがあって、よく切れている前進回転をボールに与えることが必要です。また、ロングサービスを効果的にするためには、コースもよく回転も効いていて、相手がレシーブしづらいショートサービスを打てることが前提になります。ショートサービスが効いていないと、いくら良いロングサービスが打てても効果が半減されてしまいます。したがって、ロングサービスとショートサービスとも効果が上がるように練習する必要があります。ロングサービスは攻撃選手だけではなく、カット選手や他の戦型の選手にも、第3球攻撃を仕掛けるのに効果があります。

フォアサービスとバックサービス

フォアサービスは、右から左の方向にラケットをスイングするために、右からのサイドスピンになります。一方、バックサービスは左から右にラケットをスイングするために、左からのサイドスピンになります。最近の攻撃選手は、特にフォアサービスを使うことが多くなりました。これは、ラケットを右から左に振るため、そのままバックハンドとかショートの体制に入りやすいからです。もちろん、武器のフォアハンド攻撃のチャンスも逃さないようにします。逆に、バックサービスでは左から右へ振るので、フォア攻撃の体勢に入りやすくなります。

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